キャッシュバッカーとは?
キャッシュバッカーとは、出会い系アプリで女性ユーザーが男性ユーザーに対してメッセージを送信したりすることで付与されるポイントを貯めて、電子マネーなどに換金することのみを目的に活動している女性会員のことで、メールレディやポイント稼ぎとも言われます。
キャッシュバッカーはどの出会い系アプリにも一定数いるものの、その多寡はアプリによって大きく異なります。
たとえば、ポイント還元率が他の出会い系アプリと比較して高いJメールではキャッシュバッカーに出会うことが多いですし、メルパラやYYC(ワイワイシー)などの出会い系アプリもキャッシュバッカーが比較的多いことで知られています。
反対に、今回僕がたまたま痛い目に遭ったワクワクメールには本来は基本的にキャッシュバッカーがほとんどいないのでとても使いやすいアプリです。
この記事では、各出会い系アプリにおけるキャッシュバッカーの実態と特徴、見分け方から騙された場合の対処法について、キャッシュバッカーに遭遇した体験談の一部始終とともに紹介します。
キャッシュバッカーに騙された体験談
早速、ワクワクメールでキャッシュバッカーに騙されたときの体験談を紹介していきたいと思いますが、今回遭遇したケースで特徴的だったのはキャッシュバッカーがパパ活目的を装って騙してきたことです。
パパ活の条件に関する実際のやり取りを見てください。
パパ活目的の女性にキャッシュバッカーはいないと安心してやり取り


ちなみに、どういう関係をご希望でしょうか?
条件などあれば教えていただけると嬉しいですm(_ _)m

お顔合わせ1からお願いしています^ ^そこでお話ししようかなと^ ^♪
このように、パパ活目的の女性のふりをしていますが、パパ活ということですっかり一般人の女性と信じ込んで安心しきって待ち合わせ場所に行った結果…↓。
まさかのバックレ!

このメッセージは、待ち合わせ時間を過ぎて送ったものなんですが、最初は、約束のすっぽかしではなくパパ活でありがちなドタキャン・バックレされたものと思っていたんです。
ですが、その一時間後に送られてきた以下のメッセージでキャッシュバッカーと確信しました。


すみません時間間違えました笑笑
以下のツイートはこのときの僕の心境です。
くそーーー!!!
キャッシュバッカーに騙されたー。。
待ち合わせ楽しみにしてたのに…涙
ちなみに、ワクワクメールでした。— TakashinoTweet (@Taka4Tweet) November 26, 2021
約束の1時間後に「時間間違えた笑」ってどこまで貪欲にモバイラーズを貯めようとするキャッシュバッカーなんだ https://t.co/2lqphDnyBN
— TakashinoTweet (@Taka4Tweet) November 26, 2021
普通キャッシュバッカーとのやり取りは、待ち合わせ場所に相手が来なかった時点で終わるのが定番のパターンですが、今回出会ったキャッシュバッカーは面の皮が分厚く、さらにメッセージのやり取りを続けようとしてきました。


すみません

いまどこですか?
このように執拗に食い下がってくるキャッシュバッカーはとても珍しいタイプです。結局この後も「リスケできませんか?」などと、メッセージを送り続けてきたのでした。
どこまでも“うっかり約束の時間を間違えた、パパ活目的の一般人の女性”という体裁でメッセージのやり取りを続けようとしたわけです。
とこのような感じで、見事にキャッシュバッカーに騙されたという体験談でした。
出会い系アプリにおけるキャッシュバッカーの実態
キャッシュバッカーがどの程度出会い系アプリに浸透しているのか、Jメールやメルパラ、YYC(ワイワイシー)など、キャッシュバッカーが多いとされる出会い系アプリを中心にその実態を調査してみました。
ワクワクメールにもキャッシュバッカーはいる?
まずは、今回僕がキャッシュバッカーに痛い目に遭わされたワクワクメールについて。
本来はあらゆる出会い系アプリの中でサクラや業者といった悪質なユーザーがとても少なく出会いやすいことで評判のワクワクメールですが、残念ながらキャッシュバッカーの女性には稀に遭遇することがあります。
ワクワクメールでは、女性は男性にメッセージを送信することでモバイラーズというポイントがもらえる仕組みがあります。
ただ、ワクワクメールでは、モバイラーズを貯めて換金することを目的に使っていると判断された場合は換金できないなど審査がとても厳しいことで有名なので、キャッシュバッカーとして活動することを目的に使っている女性はそれほど多くありません。
実際、他の出会い系アプリと比較してもどこよりもキャッシュバッカーが少ないものの、稀にそういう女性ユーザーに出くわすことがあります。
つまり、今回僕がワクワクメールでキャッシュバッカーの被害に遭ったのはものすごく運が悪かったと言えるんです。それだけに、ショックがめちゃくちゃ大きかったです。
キャッシュバッカーが多い出会い系アプリ
今回は運悪くキャッシュバッカーに出会ってしまったワクワクメールでの悲惨な体験でしたが、基本的にはキャッシュバッカーに遭遇することがほとんどないワクワクメールに対して、Jメールやメルパラ、YYC(ワイワイシー)やイククルといった出会い系アプリではキャッシュバッカーに遭遇することも少なくありません。
Jメールのキャッシュバッカーの実態
Jメールはキャッシュバックの還元率が他の出会い系サイトや出会系アプリよりも高いため、キャッシュバッカーも多いのが特徴です。
Jメールの口コミを調査した際にインタビューさせてもらった「出会い系オヤジ(@OyaziDeai)」」さんも指摘していましたが、Jメールのキャッシュバッカー(メールレディ)は、副業案件としても紹介されるなどその界隈では結構有名なこともあって、キャッシュバッカー(メールレディ)として活動する女性が多いようです。

実際、僕自身もJメールを使っていて、やり取りしている女性にLINEやアドレスの交換を提案したときに、

なんでそんな先急ぐかな~
意味不明なんだけど
このように、キレ気味で文句を言われたことがあります。
それだけであればキャッシュバッカーと断定することは難しいですが、その後も要領を得ない、返事をはぐらかすような会話が無駄に続いてポイントを消費させられたので、キャッシュバッカーの可能性が非常に高いと判定しました。
メルパラのキャッシュバッカーの実態
Jメールの姉妹サイトのメルパラに関してもJメールと同様、他の出会い系アプリと比べてキャッシュバックの還元率が高いためキャッシュバッカーが多いです。

サイト/アプリ | 女性がもらえるお金 |
---|---|
ハッピーメール | メールの送信・返信:0円 メールの受信:最大2円 |
PCMAX | メールの送信・返信:1.5円(1通目のみ) メールの受信:0円 |
ワクワクメール | メールの送信・返信:3円 メールの受信:1円 |
メルパラ | メールの送信・返信:最大15円 メールの受信:2円 |
男性会員に対するメール送信でもらえるポイントはワクワクメールの5倍とかなりの好条件となっています。
YYC(ワイワイシー)のキャッシュバッカーの実態
YYC(ワイワイシー)にもキャッシュバッカーは比較的多いです。
YYCやってみたけどキャッシュバッカーしかいねえ。
— アルテ魔 (@JP_grid_ghost) June 8, 2019
YYCキャッシュバッカーだらけで全員しばいてやりたい
— あおやぎさん (@naotomk2) December 1, 2018
このように、Twitter上ではYYC(ワイワイシー)のキャッシュバッカーの多さを指摘する声を目にすることも少なくありませんし、YYC(ワイワイシー)の口コミ・評判には女性ユーザーから次のような情報が寄せられていたりします。
YYC男性会員の知らない女の役得。
男の人には表示されないから知らないメリットに「カップル応援キャンペーン」ってのいうのがあるんです。
メールを4往復すると女性は200マイル(内取り分はYYC4割:女性会員6割)もらえるんです。
「新人男性」と「無差別男性」で週替りでキャンペーンを繰り返しているんです。
こういうキャンペーンで一般人のサクラ女性を作ってるんだね。
4回往復させると200ポイントゲット
1回目「ドコ住み?」
2回目「今ドコ?」
3回目「会える?」
4回目「何時にどこ?」
これでOK。
200マイル=120円(Edy)になるわけ。
20代~30代主婦って書いてある女性に多い。
4往復で@50円X4通=200円
YYCの取り分(4割)が80円で女性(6割)が120円ってことになる。
[出典] https://www.dating-website.info/livedoor-yyc#comment-40681
イククルのキャッシュバッカーの実態
イククルも、男性会員に対して1時間以内に返事を送るとマイルの還元率が高くなるという独自の制度があるためキャッシュバッカーに遭遇する可能性があります。

大手の出会い系アプリの中でも、この「Jメール」「メルパラ」「YYC(ワイワイシー)」「イククル」に関しては特にキャッシュバッカーに対する警戒が必要です。
キャッシュバッカーの特徴と見分け方
返信のペースが早い
キャッシュバッカーの特徴のひとつは、メッセージの返信のペースが普通の女性よりも早いということです。

キャッシュバッカーにとっては、短時間でより多くのメッセージのやり取りをすることができれば、貯めることができるポイントがより多くなるので返信のペースが早くなりやすいのです。
メッセージが短い
もうひとつ、大きな特徴としては、男性に送るメッセージが短いというものが挙げられます。

このようにすぐに返せるような短い文章(というよりも単語に近い感覚)のメッセージを返してくることも多いです。
短いメッセージを送って短時間でより多くのメッセージのやり取りをすることによって効率よくポイントを貯めようとする、それがキャッシュバッカーの特徴です。
やり取り人数が異常に多い
↑で紹介した2つの特徴に加えて、メッセージのやり取りをする人数が異常に多いというのもキャッシュバッカーの特徴です。
ただし、通常はやり取りしている女性が実際どれぐらいの相手とメッセージ交換をしているのかを知る術はありません。
にもかかわらず、今回敢えてこの特徴を紹介した理由は、僕がワクワクメールのクラス特典でプラチナランクになっていたことで、キャッシュバッカーがやり取りしている人数を知ることができたためです。

今回僕が出会ったキャッシュバッカーの場合は、なんと90日間で数千人もの男性とメッセージをやり取りしていました。普通は多くても100人程度なのでいかに異常に多い人数か分かるかと思います。
僕自身待ち合わせの約束をする前に、もちろんこの点に関しては気になっていたのですが、パパ活での待ち合わせということで信用し切っていたのが命取りとなりました。
騙された今となっては、プラチナのクラス特典のデータをちゃんと生かせばよかったと後悔すると同時に、プラチナランクになるメリットの大きさを身をもって実感することとなりました。
僕の場合、結果としてはプラチナクラスの特典のメリットを生かせなかったわけですが、今回僕が味わったような嫌な思いをしたくないという人は、ワクワクメールのクラス特典プラチナを目指す価値は充分あると言えると思います。
万が一騙されたときの対処法
キャッシュバッカーに騙されて待ち合わせをすっぽかされるなんて思いは誰もしたくないですし、そうなる前にキャッシュバッカーであることを見分けられればそれに越したことはないわけですが、万が一キャッシュバッカーに出会って僕のように騙されてしまった場合の対処法を紹介します。
運営に通報する
最初の選択肢は、やり取りしていた相手の女性がキャッシュバッカーであることを運営側に通報することです。
ただし、この方法はキャッシュバッカーに対して厳しい対応をしてくれる可能性のあるワクワクメールなどのごく一部の出会い系アプリしか効果は期待できません。
今回僕がキャッシュバッカーに遭遇した出会い系アプリはたまたまワクワクメールだったので、以下ではワクワクメールでのキャッシュバッカーの通報の仕方と手順について紹介します。
まず、相手のプロフィール画面右上のメニューボタンから「サポートに通報する」をタップします。

すると、通報に関する注意事項や同意事項の画面へと遷移します。


何でも通報すればすべて対処してもらえるというわけではなく、以下に該当することに関しては通報したとしても対処してもらえません。
- 約束事で発生した問題
- サイト外のやり取りで発生した問題
- やり取りの内容が気に入らない
- 言い争い(誹謗中傷され、言い返した)
- 相手のメールやアプローチがしつこい
- ブロック機能を利用し、やり取りを断つことで解決できる問題
今回の僕のケースで言えば、「約束事で発生した問題」に該当するので対処してもらうのは難しい可能性もありますが、モバイラーズ目的のキャッシュバッカーの可能性もあるので一応通報手続きをしてみることとしました。
諸事項に同意した上で、「サポートに通報する」をタップします。

すると、通報内容のカテゴリ選択と入力画面に進みます。

キャッシュバッカーに関する通報は「モバイラーズ目的」を選択して、それを裏づける具体的な内容を記入しましょう。

今回の僕が体験したケースでは次のような内容としました。
待ち合わせをすっぽかされた。
それだけではモバイラーズ目的とは言い切れないかもしれないが、プラチナのクラス特典で見られるメールやり取り人数が異常に多いことからモバイラーズ目的のキャッシュバッカーの可能性もあると考え、他のユーザーが同様の被害に遭わないために通報しました。
内容を確認して「サポートに通報する」ボタンをタップすると通報完了です。
ちなみに、ひとつ注意したいのは、ワクワクメールのiPhoneアプリの通報機能には「通報内容」の選択肢になぜか「モバイラーズ目的」の項目がないことです。

したがって、iPhone版のワクワクメールアプリを使っている場合は、Webブラウザ版からログインして通報するか、「通報内容」の「その他」を選択して具体的な内容を記入するという方法をとることになります。
※Android版のワクワクメールアプリには「通報内容」の選択肢に「モバイラーズ目的」があります。
我慢して無視する
キャッシュバッカーに騙された場合の対処法として、より現実的な選択肢が「我慢して無視する」ことです。
ワクワクメール以外の出会い系アプリでキャッシュバッカーに騙された場合は、こちらの対応を選択せざるを得ないケースの方が多いでしょう。
騙された挙句、悶々とした怒りやストレスをぶつける場がないというのはとても受け入れられないものですが、残念ながらどの出会い系アプリもキャッシュバッカーに対する対応は正直甘いのが実態です。
酷いアプリでは、YYC(ワイワイシー)のように女性会員に向けてメールレディ紛いの行為を促すキャンペーンを男性会員に知られないところでこっそりと実施している場合もあるなど、キャッシュバッカーをむしろ好都合な存在としているところもあるぐらいです。
そのような出会い系アプリでは通報したとしても利用停止やポイントの換金拒否などの対応をしてもらうことを期待することはできません。
そうならないためにも、やり取りの最中のできるだけ早い段階でキャッシュバッカーを見極めて被害を未然に防ぐのが理想的です。
キャッシュバッカーがいないおすすめアプリ
以下で紹介している大人の出会いができるマッチングアプリにはキャッシュバッカーが一切いません。その理由は、料金制度がサブスクリプション(月額固定料金制)であるためです。固定料金で使い放題のアプリでは仕組み上、キャッシュバック制度を導入するのが難しいのです。
また、女性ユーザーが出会い探しお相手探しに積極的であるため、わざわざキャッシュバック制度を導入する必要性がそもそもないとも言えます。
サイト/アプリ | paters(ペイターズ) |
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アイコン | ![]() |
おすすめ度 | |
会員数の目安 | 100万人以上 |
評価 | 国内最大級の人気・パパ活アプリ。女子大生やOLなど、余裕のある男性との出会いを求める20代、30代女性の“駆け込み寺”のような存在になっている、今最もアツい出会えるアプリ。コロナの影響により仕事を失った芸能・グラビア系の女性をはじめ、CAや高級キャバ嬢なども急増しておりより簡単に会えると評判! |
公式サイト |
サイト/アプリ | paddy67 |
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アイコン | ![]() |
おすすめ度 | |
会員数の目安 | 100万人以上 |
評価 | paters(ペイターズ)とともにパパ活アプリとして人気・評判ともに高いのがこのpaddy67(パディロクナナ)。会員数こそpaters(ペイターズ)に見劣りするものの、女性登録者のレベルではまったくそん色なく、割り切りや大人の関係の相手を探すのであれば、このアプリもぜひ入れておきたいところ。暇な日時から会える相手を探せる機能など、使いやすさや出会いやすさではpaters(ペイターズ)よりも優れている面も多いアプリ。 |
公式サイト |
出会い系 The Boys&Girls
サポートに通報したことは相手には通知されないので知られることはありません。通報したからといって、自動的にブロック扱いになることもないので、一切相手に知られることなく逆恨みされる心配はありません。
(paddy67などのアプリでは通報と同時にブロック扱いとなり、こちらもプロフィールやメッセージのやり取り内容を確認できなくなるアプリもあります。)